今日も京都の隅っこから

京都の隅っこの大学生

ローカル線探訪

関西ローカル線の旅~郷愁を誘う風景をたずねて~

今日は奈良と和歌山に行った時の旅行記です。奈良に行くのは3年ぶり、和歌山に至っては実に7年ぶりぐらい。「のんのんびより」の舞台訪問も兼ねていましたので田舎をテーマに旅をします。もっとも巡礼記事は以前、別に書きましたので、今記事はそれ以外のネ…

名鉄のローカル線に乗るっ!しおかぜ香る蒲郡線

先日、用事で横浜に行っていたのですが、帰りに豊橋で新幹線を途中下車し、名鉄蒲郡(がまごおり)線に乗ってきました。 蒲郡線は三河湾沿いを走る眺めのいい路線ですが、利用客の低迷で廃止検討路線として言及されたこともあり、存続の危機にあります。 電…

新緑の鞍馬寺と叡山電車の不思議な世界

(前記事へ:貴船・鞍馬温泉) 意外と知られていないが(というか何処にも書いていないが)鞍馬寺の山門は24時間開いているので、早朝の叡電に乗れば誰もいない境内を独り占めできる。 ここまで青々と若葉が茂ると美しいという言葉も意味をなさない。 山の中…

【京都の隅っこ紀行】もえぎ色の鞍馬から

叡山電車沿線民として貴船の手前の二ノ瀬という集落はおすすめ。街の喧噪からは想像もつかないような深閑とした山里で、四季それぞれ違った良さを見せてくれる。 今週はちょうど新緑真っ盛り!村は若葉の鮮やかな緑色で染まっている。 駅は集落から離れた山…

桜とタヌキと木造駅舎!個性的な信楽高原鐵道

信楽高原鐵道は滋賀県南部の第三セクターで14.7キロの鉄道路線。 信楽高原鐵道に乗って信楽へ 信楽高原鐵道 雲井駅 雲井駅は昭和8年の駅舎。信楽高原鐵道の駅の中で唯一、国鉄信楽線開業時代の駅舎が残っている。撮り鉄には撮影地として有名?? 列車が境内…

列車は1日3本のみ!芸備線一番の秘境駅に行ってみた

(前記事へ:方谷駅と桜) ついに来てしまった、1日の平均乗降客数が0人にして、列車が1日に3往復しか来ないJR芸備線の内名駅。乗ってきた列車が森の彼方へと消えていってしまうと、辺りは静寂に包まれる。ただ一人、ホームの上でぽつんと立っている自分がい…

清流流れる山間の木造駅舎と特急やくも

青春18切符をあえて1日分残しておいて桜が咲いたら遠出しようと思っていた。そして西日本各地で桜が満開となった先週、ずっと気になっていた芸備線に乗るべく、京都から普通列車で日帰り旅行をしてきた。芸備線は安芸国(広島県)から備中国(岡山県)にかけ…

岡山から山陰経由で京都をめざす

(前記事:下関→倉敷) 朝の倉敷からスタート。以前来たことがあるが、一応美観地区をさらっと通り抜けた。ここはいつ来ても美しい。ゆっくりしていけないのが残念。今日は山陰本線の終電で京都に帰るので、一本でも予定の電車を逃したらそれが命取りになっ…

四国の絶景ローカル線で四万十川から瀬戸内海へ

(前記事へ:土佐くろしお鉄道若井駅) 若井駅から予土線宇和島行きに乗車する。四万十川沿いを走る景勝路線だ。 1両編成の列車に乗車すると車内に5人しかいない。しかもその内2人は次の家地川駅で降りてしまったため、車内に残されたのは自分を含め4人のみ…

土讃線の車窓から~紺碧の太平洋~

(前記事へ:とさでんと高知城) 土讃線は土佐国(高知県)と讃岐国(香川県)を結んでいる海あり山ありの景勝路線だ。 旅のスタートは路面電車との乗換ができる朝倉駅。 特急も止まる駅ではあるが、駅周辺はずいぶんのんびりとしている。 中学受験の時に覚え…