今日も京都の隅っこから

京都の隅っこの大学生

四万十川の無人駅で日本の原風景をみつけた

(前記事へ:土讃線(朝倉ー窪川)


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四万十川沿いの若井駅という無人駅で降り、次の列車まで散策開始。

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はじめから分かっていたことだが、本当になにもなさそうな田舎。

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駅のそばの椿がきれいに咲いていた。

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まずは川に向かってひたすらあぜ道を歩く。

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四万十川名物の沈下橋が迎えてくれた。もっともこの橋は全く観光スポットでない。

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沈下橋というのは欄干のない橋のこと。大雨で川が増水しても橋が流されることがないように欄干を外したのだ。したがって増水したときは文字通り水の底へ沈下する。

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前日大雨が降ったので橋すれすれまで増水していた。これが都会だったら間違いなく通行止めになっているだろうが、渡るのはここでは自己責任。

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きっと増水していなかったらもっと澄んでいたのだろうが、それでもきれいである。

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ひとまず見たいものは見ることができたので満足。

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あとは列車の時間までのんびりと村を散策。

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行く手に鎮守の森が見えてきた。

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こういうところには本当に神様がいらっしゃるのかなと思う。

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これも何かの縁だからご挨拶

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・・・とは思ったものの、これ入っていいの?

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あまり手入れされている感じはしないんだが、何かがいそうな雰囲気…

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のんびり歩いていると遠くから気動車の音が聞こえた。列車がやってくるのだ。

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のどかな風景のなかで異様なほど浮いて見えるアンパンマン列車。

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JR四国の運命はアンパンマンにかかっている。きみの愛と勇気で…

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宿毛発の列車もやってきた。田舎ではあるがそれなりに列車は通る。

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乗り遅れたら大変だからそろそろ駅に戻る。宇和島行きは一日6本しか列車がないので。

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多くの女性が可愛くなりたい一心で京都の河合(かわい)神社に参拝するのだから、若返りたい人は若井駅にくればいいのに(笑)


あ、ちなみに言っておくとここではおじいちゃんおばあちゃんしか見かけなかった。

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駅で列車を待っていると近所のおじいちゃんがわざわざ話しかけてくれた。こういうのがあるから田舎は好き。人と人の距離が近いんだな、と思う。

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列車をただぼーっと待つ。やっぱり軽トラには田舎が一番合うなぁ。

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やっと列車が来た。予土線伊予国(愛媛)と土佐国(高知)を結ぶローカル線。車窓からは四万十川の絶景が望める。これに乗ってこれから宇和島、そして松山へと抜けるのだが、それはまた次回の話で。


つづき:予土線・予讃線