今日も京都の隅っこから

ローカル線と路線バスと秘境探訪

信楽高原鐵道① 長い峠を抜けるとタヌキの国だった

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先週末、滋賀県信楽に行ってきた。ご存じ信楽焼の産地である。ずいぶん山奥にある町だが、貴生川から第3セクター信楽高原鉄道に乗って簡単にアクセスできる。


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信楽高原鉄道の始発に乗るため、朝5時に京都を出発した。


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JR草津線貴生川駅のホームの一角から信楽行き一両編成の列車が出ている。


出発10分前だが扉は開いていない。ボタンもなかったから、まだ乗れないのだろうと思っておとなしく待つ。まさか群馬みたいに手動で扉を開けるなんてことは無いよね。


そうしたら運転手さんが「乗られるのですか?でしたら手で開けてください!」


直に扉を手で開けるなんて久しぶりだ。こういうローカルな感じ、大好き。


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列車の中はタヌキだらけだ!これはカワイイ。


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信楽高原鉄道はもともと国鉄信楽線だった。貴生川を出ると峠区間に入る。15分間停車駅が一切無く、ディーゼルカーは唸り声をあげながら坂道をひたすら登ってゆく。


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線路端でタヌキがお出迎えしてくれた!ちなみにこの区間2011年放映のドラマ「砂の器」の撮影で使われたのだが、島根県が舞台のはずなのにカメラにこのタヌキ達が映ってしまったため、ロケの間だけ急遽どかされたそうである(笑)


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途中駅にもタヌキが!この列車、乗っているだけでとっても楽しい。


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30分ほどで終点の信楽駅に到着。来ましたタヌキの里!


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向かいのホームはタヌキだらけ!一体何匹いるんねん!


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駅前にはでっかいタヌキの公衆電話!いや、これはもはや公衆電話じゃなくてタヌキが主体なのでは?


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ずいぶん胴長のヤツだ。


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信楽は山間の終着駅で、列車は1時間に1本しか来ない。奈良時代に都が信楽に置かれていたときの宮城跡が4駅先にあるそうなので、そこを目指して歩くことにする。


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今回の旅の目玉のひとつ、知る人ぞ知る滋賀県の秘境、玉桂寺前駅にやってきた。


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え?どこが駅?って感じである。全く人気がない。


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人はいなくてもタヌキはいる(笑)駅前の吊り橋がいい感じだ。


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駅名の通り橋を渡った先に玉桂寺というお寺がある。「ぼけ封じ」って何をするんだ?


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次の勅旨駅は人里にある。由来はやっぱり聖武天皇が置いた都に関係しているらしい。


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のどかな道を歩く。桜も満開だし、ウグイスの声なんかも聞えて最高!


こんな感じでのんきに歩いていたら、道の前方に横たわっているものを見て思わずギャっと叫んでしまった。鹿だった。


後戻りはできないので恐る恐る脇を通る。ほんと田舎だ。滋賀のイメージが壊れそう。


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なんと行き止まりになってしまった!道を間違えたのだ。でも戻って再び鹿のそばを通る気はさらさらない!というわけで雑木林の中に分け入っていき、道なき道を進む。


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草をかき分け進むこと数分、無事どこかの神社の境内に出た。古風な感じで趣がある神社。桜もとってもきれい。三雲神社というらしい。


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参拝を終えて境内から出ようと参道を歩き始める。あれっ?ひょっとして、境内を横切っているのは線路?踏切無いけど…


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訪れるまで全然知らなかったが、なんとこの神社、線路が境内を走るという珍スポットだったのだ!これは列車を待つしかないでしょ!


つづき:三雲神社と雲井駅