今日も京都の隅っこから

京都の隅っこの大学生

新緑の鞍馬寺と叡山電車の不思議な世界



(前記事へ:貴船・鞍馬温泉


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意外と知られていないが(というか何処にも書いていないが)鞍馬寺の山門は24時間開いているので、早朝の叡電に乗れば誰もいない境内を独り占めできる。


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ここまで青々と若葉が茂ると美しいという言葉も意味をなさない。

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山の中腹にある本殿を目指して山登り。

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清少納言が 「遠きて近きもの、くらまのつづらをりといふ道」 と綴った九十九折。いやいや平安貴族は自分の足で登らなかっただろってツッコミたくなる。担いだ人、大変そう。


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やっとこさ本堂に到着。朝の読経の時間で、住職さんが般若心経を唱えていた。


ところで鞍馬寺のHPによると、この場所は『内奥に宇宙の力を蔵する人間が宇宙そのものである尊天と一体化する修行の場』だそうである。なんだそら。


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で、下山して再び叡電に乗る。

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前回記事で紹介した二ノ瀬駅。ここから先、電車は紅葉のトンネルに入る。

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新緑と紅葉の時期には、わざわざ徐行運転するという叡電イチオシの区間


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この日は一日乗車券を買ったのでいろいろな駅で途中下車してみた。


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叡電の人気電車900系きらら。利用客が低迷していた叡電を救った救世主。

実際、車内からの眺めはいいし、乗っていて楽しい電車。これが上手くいったために味を占めた叡電は色々と「変わった」電車をつくるようになるのだが…

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ただ沿線民としてはつり革のない「きらら」より800系の方がありがたい。
よく2両編成3つ扉でワンマン運転できるなぁと毎度感心している。運転手さん大変そう…

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結局、元田中の下宿前に帰ってきてしまった。

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700系電車。ワンマン対応用に機能性を重視しすぎたため、内装や車体をケチった感じ。

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さすがにもう少し塗装とか工夫してもいいかも…

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という鉄オタの評価に対する叡電の回答がこれ(爆)

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斬新すぎ。

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さらに紅ショウガ色にも改装されている。もはや叡電のやることは予想不可能…


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この日の最後は大文字山をバックに。



やっぱり近所を走る電車には愛着がわく。うちの大学の先輩の森見さんの小説にも頻繁に出てきますよね。京大生には身近な存在です。




以下、ネタに走ります。


叡電は何かとオタク向け企画をやっていて、昔は「きんモザ」とか「ごちうさ」とか色々な漫画とコラボしていた。(言っとくけど、自分はオタクじゃないからね!

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今は「であいもん」っていう漫画とコラボ中。京都(それも家の近く!)が舞台らしい。

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で、例によってラッピング電車が走っている。

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京阪の痛電に比べたらまだマシなレベル。

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関西の鉄道会社は(JR西日本も含めて)二次元で溢れているから、こういうのを見ても最近は何も思わなくなった。恐ろしい。

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結局硬券を買ってしまった…。これだからオタクは(爆)


アニメ化されないかな。そうしたら価値が上がるんだけど。
(完)