丹波高地、山陰本線 草いきれ
このところ、ブログを覗けなくてすみません。今日で最後の試験が終わりました。ようやくこれで夏休み!と言いたいところですが、8月末まで集中講義があるので、暫く京都に縛られます。とはいってもお盆は鳥取に行くことになるでしょうけど。
ちょっといい加減、カメラが使い物にならなくなったので、奮発して前より高いのものを購入しました。
買ったからには9月の旅行に備えてカメラに慣れときたい!翌日にテストが1つだけ残っていましたけど、まあ大丈夫だろうと高を括り、昨日は試し撮りを兼ねて丹波高地の小駅を巡ってきました。(これで単位来なかったら笑いものですが)
今回の目的地は前から行ってみたかった山陰本線の園部から綾部の間。すべて「秘境駅」と呼べそうな駅ばかりです。ただ、
① 1時間に1本も電車がある
② 駅舎は全部コンクリートブロックで趣なし
③ 駅前に必ず数軒は家がある
④ 下りたところで何も見る物がない
ために、あまり注目されません。確かに暇つぶしに行くなら最適かもしれないけど、物好き以外にはスルーされそうですね。
とても鉄道写真とは到底呼べないような代物ばかりです。「撮ってみた」だけなんで大目に見て下さい。
手始めは船岡駅から。駅前を澄み切った桂川が流れます。トワイライト瑞風が停車することで知られていますね。
「はしだて・まいづる」を尻打ち。7両って凄く長いですね。全然収まりません。
さわやかな夏空っていう感じですが、実際には39度の熱射地獄!あたりはむっとした熱気と草いきれで包まれます。1リットルのペットボトルの水もあっという間になくなってしまいました。
水戸岡鋭治さんが設計された丹後の海。さすが独特なデザインです。
今、京都の北部は中国からの観光客に人気だそうで、特急も6割方埋まっていました。都市部だけでなく日本の地方の良さも知ってもらえたらいいですよね。
鳥取も外国人観光客がものすごい勢いで増え、5月に行ったときには閑散としていた駅前が活気を取り戻していてびっくりしました。
どの国とも、草の根の交流だけは絶やさないでほしいものです。相互理解ってそういうところから生まれるんじゃないですか?
乗り継ぎに余裕があったので半日観光しただけでしたが、自分は今年ソウルに行って抱いていたイメージが変わりました。百聞は一見に如かず。ネットの情報だけでは分からない事が沢山あると思うのですが。
続いて下山駅。撮り鉄には有名な「下山俯瞰」に行こうとしたのですが、あまりの暑さで山登りを断念。思いっきり逆光です。ここは夕方に来た方がいいですね。
北久保というバス停から少し山登りをして、偶然この場所を見つけました。棚田の広がる新緑の山里をローカル線が駆け抜けます。
再びの丹後の海。藍色は背景に溶け込んでしまって撮るの難しいですね。
「きのさき」が森の奥からひょっこり顔を覗かせます。
画質は前より格段に良くなりましたが、何せ撮る側が下手くそなので。まぁ自分は最低限撮れればいいので満足です。
今月は送り火の後ぐらいにもう一度投稿するつもりです。