【京都の隅っこ紀行】もえぎ色の鞍馬から
叡山電車沿線民として貴船の手前の二ノ瀬という集落はおすすめ。街の喧噪からは想像もつかないような深閑とした山里で、四季それぞれ違った良さを見せてくれる。
今週はちょうど新緑真っ盛り!村は若葉の鮮やかな緑色で染まっている。
駅は集落から離れた山裾にあるので、ちょっぴり秘境駅気分!
こんな感じで特に何があるわけでもないが、古民家なんかもあって雰囲気はとてもいい。
もう夏がすぐそこまで迫っているような感じ。
こんな絶好の日に来たからには、撮り鉄でなくたって写真を撮りたくなるはず!
まるで電車が宙を走っているようだ。
新緑の中を行く京都バスもいい感じ。
続いて集落を横切り、別の場所に移動する。
秋の紅葉のとき来て以来気に入っているとっておきスポット。
遮断機も警報器もないというローカル感が最高!
今まで気づかなかったが、山中にお不動さんがあるそうなので行ってみようとした。
ところが「ここは踏切ではないので線路に入らないでください」という看板が。
じゃあ一体どうやって参拝すればいいんだ?(笑)
「きらら」って良いネーミングだと思うけど、自分なんかは北海道のお米を連想してしまうんですよね…
えっ?某マンガを連想するって??
ひょっとしたら紅葉より新緑の方がきれいなのではないかと思えてきた。
続いて歩いて貴船へやってきた。
昼間の喧噪が嘘のように静まりかえった早朝のホーム。木の葉の落とす影が美しい。
電車来ないかなぁ、なんて線路を見上げていると…え?京都なのに三陸鉄道!?
全線開通を京都からお祝いしているということらしい。粋だなぁ、叡電!!
近所にこんなローカル線が走っているって幸せ。大学院まで進もうかな(笑)
いよいよ鞍馬の集落に足を踏み入れる。藤の花が満開だ。
木造駅舎好きを公言しておきながら、今まで灯台もと暗しだった。
自分史的に木造駅舎NO.1は美作滝尾駅だったのだが、鞍馬駅も負けていないぞ…
早朝だから思う存分駅舎を独り占めできる。こんな近くに素晴らしい駅があったとは・・・・
さてさて、麓の新緑で満足してしまっては「仁和寺の法師」になりかねないので、続いては鞍馬詣ですることにする。というわけで次週は鞍馬寺の青紅葉!